11月11日〜12日に東京ビッグサイトで開催されたアートイベント『デザインフェスタ』で食中毒が発生したと話題になりました!
その原因となったのは、どうやらマフィン・・・!
販売店の謝罪文が「ツッコミみどころしかなくて怖い」と話題になっています。
食中毒は一歩間違えたら死人が出るレベルです!
実際に腹痛や吐き気を訴える人が出る自体になっていました。
そこで、今回はデザフェスで起きた食中毒事件と、食材から糸が引くレベルの腐食がどれだけやばいか調べました!!!
ぜひこちらもご覧ください。
デザフェスで出店していたマフィンはどれ?
問題となっているマフィンの画像がこちらです。
栗マフィンから、絶対出てこないはずの糸・・・。これは・・・絶対食べたらダメなやつ!
都立大学にある人気店「Honey × Honey × xoxo」
店主は山崎視代佳さんとマフィンの裏側に記載されていました。
デザフェスで購入した方からは納豆臭いと声が上がる
実際に購入した方からは、
納豆臭い、変な匂い、食感がおかしい
と書き込みが相次いでいました。
店主も出店日に検品で1個食べたそうだけど、
店主さん、お腹大丈夫かな・・・。
他にも販売していたワイン漬けケーキは、包丁で切るとこのような感触だそう。
ただ実際にこうやって作るお菓子もあるみたい!!知らなかった。
※動画は現在公開範囲が限定されている
件のマフィン屋さんで12日に購入したワインケーキ?ワイン漬けケーキ?なのですが、すごい、アルコールでした。諸々の言及や検証は皆さんがなさっていると思うので避けますが、なんと申しますか……こう……すごく……柔らかい…… pic.twitter.com/iD1VDHMdgz
— n2 (@LL_eles) November 14, 2023
異臭がしていたということは腐敗が進んでいますね・・・
腹痛と吐き気が出てしまったこの方は大丈夫でしょうか・・・心配になります。
商品から糸が引いている様はなかなか衝撃的です・・・。
マフィンは5日前から作成し、常温保管だった
色々と調べていくと、
・砂糖控えめ、保存料なし
・栗、バナナ、芋など腐りやすい食材の使用
・5日前から製造して、エアコンの効いた18℃以下の室温で保管
ということがわかりました。
体にいいものをと作られていましたが、今回このようなことになってしまい残念ですね。
ちなみに砂糖は保存料にもなるので、半分以下にすることで傷むスピードアップしてしまうみたい。
普段お菓子は作らないので私も勉強になりました!
マフィンは保健所指導があったので返金すると謝罪も載せていました。
ただ保健所の指示、指導に従って対応しようとする姿勢は経営者として素晴らしいですね。
食中毒になる原因の菌ってなに?
実は私も昔キッチンカーのケバブで食中毒を起こしたことがありました。
あれは、マジできつい・・・。
ずっとトイレから動けなくなりますし、飲むことも食べることも体が拒否するので動けません・・・。
1歩立ち上がって足を出したら猛烈な便意と吐き気で、気力でトイレに行ってました。
あれ以来、キッチンカーがちょっと苦手です笑
そもそも食中毒ってどんな状態で起きるのか、詳しくご存知でしょうか?
常温で料理を放置したらやばいのはなんとなくわかると思います。
一般的な名前はノロウィルスや、カンピロバクターなどで多種多様な食中毒があります。
食中毒を起こす菌が増殖する条件としては、
栄養・水分・温度 の3つが揃い、時間が経つと最近が増殖していきます。
今回の件で言うと、保管に適さない温度✖️生焼け且つ痛みやすい食材✖️5日放置と、まさに条件が揃っていると感じます。
室温で5日放置する危険性はとんでもなくやばい!
食品衛生責任者の講習を受けるとこの辺りを細かく説明されます。
・とにかく清潔に!食品に菌をつけない
・迅速に調理、冷却!!常温放置はあっという間に菌が増えます。
・加熱は食品の中心部が75度で1分間以上加熱!
ノロウィルスの場合は、またちょっと厄介で85度〜90度で90秒間以上加熱が必要になります。
食品に「つけない」対策が重要です。
調理をするときは、手洗いを徹底
調理後は速やかに提供するか、しっかり冷却すること。
お家でも徹底しましょう!
お気づきかと思いますが、冷却時は「エアコンの効いた18度以下の室温」は御法度です。
食品を冷却する場合には病原菌の発育至適温度帯(約 20℃~50℃)の時間を可能な限り短くするため、冷却機を用いたり、清潔な場所で衛生的な容器に小分けするなどして、30 分以 内に中心温度を 20℃付近(又は 60 分以内に中心温度を 10℃付近)まで下げる。
厚生労働省
簡単に言うと、とにかく早く中心まで冷やすことです。
強制的に扇風機などで風を当てて冷却することもありますが、「空気が清浄」なことが前提です。
今回のマフィンは、食材から「糸を引いていた」という腐敗の様子が見られます。他にも異臭や、食感などから考慮してもなかなかに傷んでいた可能性があります。
家庭ですと、お弁当の詰め方で腐敗が進んでしまう事例や食中毒になる事例もありますので、もっと詳しく知りたい方は、食中毒予防マニュアルを見てみてください!
私みたいにトイレから動けなくなる人が少しでも減ることを祈ります・・・。
でも今回の件だけでなく、一般家庭でも十分起こりうることですので、気をつけましょう!
まとめ
今回はデザフェスで話題になった食中毒と、食中毒のやばさについてまとめました。
家庭でも十分起こりうることなので、料理をするときは気をつけていきましょう!
これから冬になるからと常温放置は危険です!
体調を崩された方のご回復をお祈りいたします。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。